アングルファインダー
アングルファインダーは日食撮影の必須アイテムではありませんが、撮影条件によっては絶大な威力を発揮します。
天頂付近の撮影
アングルファインダー |
撮影者:つるちゃん |
二次利用可 |
カメラに取り付けたところ |
撮影者:つるちゃん |
二次利用可 |
カメラを三脚に固定し、頭の真上(天頂といいます)付近を撮影することを想像してみてください。カメラの下側にもぐりこんで、首を上向きにして、非常に苦しい体勢で構図決めをしなければなりません。これを長時間にわたって続けるのは、撮影者にとって大きな負担になります。
東京付近の緯度で太陽を撮影することを考えると、最大で80度を少し切るくらいの太陽高度になります。かなり苦しい体勢になりそうですね。また海外へ遠征した場合は、天頂付近にある太陽を撮影する局面も考えられます。
アングルファインダーとは
アングルファインダーは、天体望遠鏡で使用される天頂プリズムと似たような構造をしています。プリズムを通すことで光の進路を90度変えるのです。これをファインダー部に接続することで、天頂付近の太陽撮影を楽に行うことができます。
バリアグル液晶モニターも有効
一部では液晶モニターを取り出して向きを変えることができる機種も発売されています。バリアングル液晶モニタやフリーアングル液晶モニタと呼ばれる機能のことです。ライブビュー機能と組み合わせて使用するだけに、多用するとバッテリーの消耗が激しくなるのが難点です。しかし、これも苦しい姿勢から開放してくれる有用な機能ですから、ぜひ活用してください。
アングルファインダーを購入
もしよろしければ下の画像をクリックし、カメラに適合したアングルファインダーを購入してください。(YAHOO!ショッピングを開きます。)